ブラジルANATEL認証

ANATELマークは、ブラジルで承認された製品であることをエンドユーザーに保証するものです。規定に従ってすべての製品にマークを付けることが義務付けられています。これにより、メーカーは、要求されるすべての試験の枠内で製品の適合性が確立されていることを示します。ラベル表示がない場合、ブラジル市場での承認は無効となります。

まず、ブラジルの当局から認定を受けた認証機関（OCD）が、貴社の文書と製品の試験を実施する必要があります。そこで認証を申請し、必要書類と基準製品を提出します。適合試験に合格すると、OCDは対応する認証書を発行し、申請書類と試験報告書とともに当局に提出します。その後、ANATELがブラジル市場の認可を発行します。

メンテナンスでは、すでに承認されている製品に適切なマークが付けられているか、最初の認証から変更されていないかをチェックします。すべての安全要件が維持されていることを確認することが重要です。テストに問題がなければ、製品は再認証され、承認されます。

申請者は、適合性を評価するために必要なすべての情報をOCDに提供します。これには、正しく記入された申請書、機能説明書、ユーザーマニュアル、既存の試験報告書、ブロック図、回路図、写真が含まれます。

ブラジルで機器の認証と承認が行われた後、ブラジルの当局の仕様に従って、メーカーがラベルを作成します。ラベルには、ロゴ、識別番号、デバイスが外部干渉から保護される権利を持たず、適切なシステムにおいて干渉を引き起こさないという宣言が含まれます。この宣言はポルトガル語で所定の文言で行われます。

製品ラベルは、機器の筐体の外側にはっきりと表示され、永続的に判読できる必要があります。必要な情報は、エッチング、彫刻、スタンプ、または印刷によって適用できます。あるいは、筐体に恒久的に取り付けられた銘板に貼付けることもできます。