ERPとEIRPを換算(双方向)
このツールを使用して、有効放射電力(ERP)と有効等方放射電力(EIRP)を、dBmまたはワット値に基づいて変換します。計算には、ダイポールと等方参照間の2.15 dBの差が考慮されています。
式:
- EIRP [dBm] = ERP [dBm] + 2.15
- ERP [dBm] = EIRP [dBm] − 2.15
- EIRP [W] = ERP [W] × 1.64
- ERP [W] = EIRP [W] ÷ 1.64
備考:
2.15 dB は変換係数(ERP は半波長ダイポール基準、EIRP は等方性放射器基準)です。
用途に関する注意:
地域ごとに異なる放射電力規格に合わせて RF 試験結果を比較・調整する際に、この変換が必要になります。
- FCC(米国): 一般的に ERP を使用
- EU(CEマーキング): 通常 EIRP を使用
このツールは次の機能を提供します:
規制枠組み間(例:FCCとCE)での放射電力値の比較
国際市場承認のための試験報告書や技術文書の作成
異なる地域向けに設計を適応させる際のRF電力制限の一貫性の確保