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ARIB STD-T107

ARIB STD-T107は、日本において920 MHz UHF帯で動作するRFIDシステムの技術要件を定めています。対象機器は電波法に基づく「特定小電力無線局」として分類されます。

適用範囲

本規格は以下の用途で使用されます:

  • 物流およびサプライチェーンの追跡

  • 倉庫および在庫管理システム

  • 資産管理および産業用RFIDアプリケーション

周波数および運用

  • 周波数帯:916.7–923.5 MHz。

  • 干渉抑制:ARIB STD-T107は、特定の変調方式や伝送方式を指定していません。代わりに、920 MHz帯の他のシステムとの共存を図るため、キャリアセンス、送信・休止時間、およびチャネル割当計画を規定しています。

  • 922.3 MHz未満:1回の送信時間は4秒以下で、その後50 ms以上の休止時間が必要です。送信前には5 +(R × 0.5)ms以上のキャリアセンスを行います。Rは0から10までの無作為な整数です。判定しきい値は−74 dBmですが、空中線電力が10 mW未満の機器では−64 dBmです。

  • 922.3 MHz以上:STD-T107は、ARIB STD-T108第2編の送信時間制御およびキャリアセンス要件を参照しています。

出力制限

  • 空中線電力:250 mW以下(許容偏差+20 %/−80 %)。

  • 空中線利得:3 dBi以下。ただし、結果として得られるEIRPが27 dBm未満となる範囲で、差分を補うためにより高い利得を使用できます。

  • 容易に開けられない筐体の特例:このような筐体に収容された機器は、EIRPが27 dBm未満となることを条件として、空中線電力を500 mWまで使用できます。

「固定使用」と「携帯使用」は質問器の運用形態を示すものであり、異なる出力制限や送信時間制限を持つ別個の機器区分ではありません。

認証およびマーキング

  • 登録証明機関(RCB)による認証が必要

  • 認証済み機器には技適マークと認証番号の表示が義務付けられています

  • 適合性はARIB STD-T107および日本の電波法の関連規定の両方に基づきます

試験および認証に関する支援については → MIC認証サービス を参照してください。

注記
機器カテゴリ、認証プロセス、技適マークに関する包括的な概要はガイド → MIC要件 – 概要 にまとめられています。

参考文献・公式情報

公式ARIB規格

記載したARIB規格が主要な規制文書です。すべての情報は2026年9月に確認済みです。

最終確認・更新日:2026年9月15日 IBL編集チーム
著者: IBL-Editors Team
技術レビュー: Keshia Bauer - Certification Specialist | IB-Lenhardt AG
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